40代、まだまだ勉強中

 40代、海外住み(もうすぐ)、諦めずに勉強していきます

身体に優しい勉強道具(ペン)

ブログタイトルとおり40代なので、少しでも無理をすると身体に不具合が生じることがよくあります。

その1つが腱鞘炎。

もともと筆圧が強く、書くときに無駄に力を入れすぎてしまう癖があるんですが、加齢やホルモンバランスのせいか、数年前から手首や指が痛み始めました。

書き続けるのがとにかく痛くて苦痛。

 

手の治療を得意とするような整形外科の先生何人かに見てもらい、ステロイド注射も何度かやってもらったんですが、注射後の数か月は調子が良いのですが、数か月経つとまた痛みだすの繰り返し。

 

整形外科の先生から、筆記用具も見直すようにと言われました。

おススメされたのはこちら。

ドクターグリップです。
昔からあるペンで、学生の時はシャープペンシルをよく使っていましたが、今はボールペンをよく使っています。
先生がおっしゃるには、このような太いペン軸の方が書くときに無駄な力が入りにくいそうで、身体への負担が少ないとのこと。
ペン先も太い方が負担が少ないので0.7ぐらいがおすすめらしいんですが、私は細いペン先が好きなので0.5を使用しています。
 
正直、インクの感じはジェットストリームやサラサの方が好みなんですが、ここはプロを信じてドクターグリップを使うようにしています。
細い字を書かなくてはいけないときは、ジェットストリームやサラサのペン軸にグリップを装着して使っています。

このグリップはぷにゅぷにゅしたグミみたいな感触が気持ちよくてお気に入りですが、元々が鉛筆を主対象としている商品らしいので、鉛筆より太めのペンに装着するときはキツキツでとても大変です。
これを付けたままだとインク交換がしにくいので、新しいインクを入れたタイミングでの装着がいいと思います。
 
腱鞘炎軽減のためには他にもいろいろ工夫しているので、また別の日に紹介したいと思います。
 

 

クリスマスに北京ダック?

 

中国人のクリスマスに対する感覚は日本人と少し似てるようです。

中国にもクリスチャンはいますが、大部分の人にとってはイベントとして楽しんでいるようです。

最近は恋人と過ごす若者も増えているようですが、私の周りの中国人にきくと、みんなで飲み会をやってさわぐという人が多いような。

 

クリスマス時期の中国は日本と同様(というより日本より派手)にイルミネーションをピカピカにして、盛り上げます。

いろんなところがデコトラのようにピカピカ。そしてクリスマスが終わってもそれを撤去することなく、少なくても春節が終わるまではそのままのようです。

 

中国人と一緒にクリスマスの飲み会をしたことがありますが、食べたのは烤鸭(北京ダック)。

中国人の友人曰く、「ヨーロッパでも鴨を食べるから北京ダックでいいでしょ?」とのこと。

 

たしかにヨーロッパでクリスマスにガチョウを食べるところもあるらしい、でも鴨じゃないよね?と当初思いましたが、そもそも烤鸭の鴨というのはアヒルなんですよね。

そして、日本でも鴨南蛮などに入っている鴨肉はおそらく合鴨(野生のマガモとアヒルの交雑種)がほとんどなので、確かにクリスマスに北京ダックっておかしくはない!

むしろ日本人がKFCを食べるの方が世界的に見て特殊かも。

私は合鴨でもあひるでも何でも美味しく食べられるので、何でもいいんですけどね。

 

中国では北方でも南方でも北京ダックを食べたことがありますが、個人的には南方の味付けが甘めで好きです。

日本ではナゼか皮しか食べられないお店が多く、日本人の中でも「北京ダックって皮しか食べないんでしょう?」と言ってる人がいますが、フツーに肉も食べます。

と言っても、私も中国全土の北京ダックを食べまくっているわけではないので、皮しか食べないような地域もあるのかもしれませんが、少なくとも私の行ったことのある北京ダックレストランでは皮だけ提供するレストランはなかったです。

 

知り合いの中国人は「日本の北京ダックは烤鸭じゃなくて烤皮じゃん!」と文句をいう人もいますが、これには私も同意見です。

別の中国人は「漫画の美味しんぼみたいに、北京ダックの美味しい皮だけを食べる文化?さすが日本!」と思っていたらしい。

真相はわかりませんが、北京ダックは肉も美味しいから、絶対に肉も食べるべき!

中国では係の人が目の前で北京ダックを切り分けてくれて、残りの骨と骨についた肉はスープや雑炊、チャーハンなどにしてくれるレストランが多く、これがめちゃくちゃ美味しいんですよ。

 

そして、なかなか日本でお目にかかれないのが、鴨の舌の料理。

舌というとギョッとしますが、食感がコリコリとして本当に美味しいです。値段も少しお高め。

中国人の友人曰く「鴨一羽に1つしかないから、当然高いよ!」だそうで、確かに。

 

こんなことを書いていると北京ダックを食べたくなりましたが、旅行にも行けないし、混んでいるレストランでの外食も気が引けるので、今年のクリスマスはおとなしく家でKFCを食べます。

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何年も前に上海で食べた北京ダック。美味しかったなー。ここでは皮と肉は別盛りにしてくれました。

 

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上の料理が鴨の舌の料理(卤汁鸭舌)。下の甘辛い味付けです。上海や蘇州などの江南料理は甘めの味付けが多く日本人の味覚には合うと思うけど、北方の中国人からは「甘すぎる!」と不評ですね…。

ぬるいビールのはなし(中国あるある)

昨日、无所谓の説明で、冷えてないビールに触れましたが、中国ではビールが冷えてないことが本当に多いです。(中国に行ったことのある日本人にとっては常識ですね)

都市部のお高いホテルのレストランで注文するビールは冷えていると思いますが、庶民が行くような安い食堂では「啤酒(ビール)」と注文すると、高い確率で「冰的不冰的?(冷たいの?冷たくないの?)」と聞かれます。

 

そして、「冰的」とお願いしても、「没有(ないよ)」と言われるか(なら最初から聞くなよ)、持ってきたビールも大して冷えていないことはざらにあります。

ここで不服そうな顔をすると、優しい服务员(店員さん)は「じゃあ氷入れる?」とか聞いてくれるんですが、どの水で氷を作っているのかわからないので、氷を入れるのはちょっと心配です。

 

仕方がないので大陸のような広い心で、ぬるいビールを飲みましょう。

そもそも、中国メーカーのビールはどちらかというと薄めのさっぱりしたビールが多いので、氷を入れるとさらに薄くなって美味しくないですしね。

食堂にはだいたい数種類のビールを置いているので、ビールを頼むときに「一番冷えているビールもってきて!」と頼むのもいいですね。(値段は絶対に確認しましょう!)

出張などで1人で冷たいビールと中華料理が食べたかったら、料理は打包(テイクアウト)して、ビールはコンビニで冷えたビールを買ってホテルの部屋で食べるのがおススメです。たいていのものはテイクアウトできます。

 

中国の国産ビールは日本では青島(チンタオ)が有名ですが、哈爾濱啤酒(ハルピンビール)とか华润雪花啤酒(雪花ビール)とか色々な会社があります。

チンタオビールでも何種類もあって、少し高いチンタオビールは濃いめの味でおいしいという人が多いです。日本のサントリー(三得利)も中国に進出していていますし、アメリカやドイツのビールもよく売られています。

 

国産ビールは基本的に安いし、度数も低いものが多いので色々飲み比べるのも楽しいです。私はあんまりアルコールに強くないので、誰かが頼むビールを少しもらって飲むという感じですが、ハルピンビールがあまり苦くなくて好きです。

チンタオビールしか飲んだことがない人にもぜひ試してほしいです。

 

【中国での冷たいビールを注文するときの要らないやりとり】

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冷たいビールを注文して「好的!」って言ったのに、持ってきたビールがぬるいときの方がショックが大きいけどね…。(てきとうな落書き載せちゃいました)

何かと役立つ中国語「无所谓」

中国人と一緒にいる時間が長くなると、あまり教科書に出てこない中国語などを色々見聞きするんですが、覚えておくと何かと役立つ中国語を少しずつ書いてみようかと思います。

 

「无所谓 」(Wúsuǒwèi)

一発目でコレかという感じですが、私の周りの中国人はよく使います。

无所谓は「どうでもいい」、「どっちでもいい」という意味。もう一つは、「~と言えるようなものではない」という意味。

 

よく使うのは1つ目の「どうでもいい」という意味の方です。使い方は、日本語の感覚のまま使えばOKです。「彼ってかっこいいよね!?どう思う?」みたいな会話で、「どうでもいい」というときに、「无所谓」などと応答したりします。

 

そして、こだわってないというニュアンスでも使います。いつも行っているようなお店で、店員さんに「今日は冷えたビールなくなっちゃったから冷えてなくていい?」なんて言われた場合にも、「大丈夫だよ、こだわってないから。」なんて言うときも、「没事!无所谓的。」と言ってあげたりします。

 

似たような意味で、「都可以」とか「都行」という言葉もあり、こちらも「何でもいい」、「どっちでもいい」という意味でよく使われますが、无所谓は都可以よりもっと投げやりな感じで,あんまり興味がないという意味で使うことが多い気がします。中国人の上司に都可以はよく使いますが、无所谓はあまり使わないかな。仲良くなるとどちらもよく使います。仲良くなったらあまり細かいことには気を使わないのが中国式ですね。(それでも日本人の私は陰で結構気を使ってますけどね…)

 

中国語初心者の発音トレーニング

中国語を勉強したことがない人にとっては、中国語って何言ってるかチンプンカンプンですよね。私も中国語を勉強しようと決めた時は、こんな難しそうな言葉を理解できる日は一生来ないかもと思っていました。

中国語を学習すると決めて、まず最初にAmazonでこの本を買いました。

そして、この本は第2章まで読んで挫折しました。第2章は発音について書いてあるんですが、丁寧に解説されても全くイメージできませんし、ピンインの音声を聴いてみても全く発音できない。無気音と有気音の区別で小さな紙きれを口の前に垂らして発音して無気音では紙が揺れてはだめで、有気音では息で紙が揺れないとだめだ云々…。もうお手上げでした。

このままではダメだと思い、中国語学校に行きました。その時に通ったのが、飯田橋日中学院でした。

www.rizhong.org

なぜここを選んだのかというと、遠い親戚が昔通っていたと聞き、全然知らないところより、歴史がありそうなこの学校の方が安心かと思ったからです。そして、ちょうど夏で夏期集中講座に入門講座があり、通常のコースより費用が安かったので気軽に申し込みました。結果としては、この時に学校に行ったのは大正解でした。

入門講座では、十数名のクラスメイトと共に、中国語のピンイン、発音、声調を基礎から学習しました。特に発音と声調は何度も練習し、先生から発音を何度も直されました。その時に先生から、「中国語の発音は最初に徹底的にやった方がいい。変な癖がついてしまうと後で直すのが難しくなるから。」と言われました。先生にそういわれ、なんとなく心配になり、その後も中国人と親しくなるたびに「発音とか声調がおかしかったら、どんどん直してね!」とお願いしていました。

英語もカタカナで覚えた英語はどうしても発音がカタカナっぽくなってしまいますよね。中国語もそうなんだと思います。最初から中国語をカタカナではなく、ピンイン+音として認識するようにしたので、それ以後の学習が比較的スムーズにいったと思います。

今から中国語を勉強しようという人には、まずは発音のトレーニングを受けることをおすすめします。でも、発音のトレーニングって本当につまらないんですよね。手鏡で自分の口の形を見ながら、まるで入りたての劇団員のように、「ア→、ア↗、ア↺、ア↘」などと繰り返し、先生から「ダメ!それじゃ通じないです!」などと注意されてはまた練習するの繰り返し。でも、これは野球のキャッチボールのように、簡単だけど大切な過程です。

私はこの集中講座だけでは、まだ正確な発音が身につかなかったので、その後もいくつかの中国語学校で発音トレーニングをリピートしました。マンツーマンレッスンで発音だけを徹底的に直してもらったこともあります。今も話すと「口音(アクセント)があるから外国人でしょ?」と言われますが、「听不懂(何言ってるかわからない)」と言われることはあまりないので、通じるぐらいの発音は習得できたかなーと勝手に満足しています。

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日中学院でもらった、音節表の下敷き。未だに大切にしています。

好きな中華料理 その②【涮羊肉】

 

しつこいですが、中華料理が好きです。

種類も豊富で、地域色も豊か。

毎日でも食べたいです。

 

冬になると食べたくなるのが羊肉。

羊の肉は独特の匂いが苦手な日本人多いようですが、

中華料理では香辛料で臭みを消すので、

羊の肉が苦手な人でも意外に大丈夫なのでは?と思います。

 

中華料理で好きな羊の料理は、

断然、涮羊肉です。

「シュアンヤンロウ」と発音します。

羊肉のしゃぶしゃぶのことです。

 

中国では羊肉は体を温める効果があると考えられ、

冬に食べることが多いです。

羊の鍋料理もいろいろなスタイルがありますが、

私は北京スタイルの涮羊肉が好きです。

 

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北京スタイルの涮羊肉(中国で食べた時の写真です)

北京スタイルでは、このような鍋でいただきます。

鍋のスープ自体には味はついていなく、

大葱(ネギ),枣子(なつめ), 枸杞子(くこ)などを入れて、

それに羊肉や野菜をしゃぶしゃぶして食べます。

タレは数種類あり、個人で好きなものを使いますが、

私は芝麻酱(ごまだれ),辣椒(唐辛子),香菜(パクチー)などで食べます。

 

一般的な火鍋よりも少し淡泊な味なので、

美味しいお店は羊肉の質もよくとっても美味しいです。

冬はこのようなお店が大人気で、

皆でお酒を飲みながら陽気に楽しむ雰囲気が好きです。

もしかしたら、羊のしゃぶしゃぶよりも、

この雰囲気が好きなのかもしれません。

 

寒い時期に中国に行く機会があれば、

是非食べていただきたいです。

 

外国語カフェレッスンってどうなの?

 

昨日書いたように、ドイツ語のカフェレッスンを受けていましたが、benkyo-ganbaru.hateblo.jp

他の人にもおススメするかというと、必ずしもおすすめではないかなー、と思っています。ネイティブに指導を受けたくて、近くに学校もないし、オンラインも難しいという人で、相手に合わせつつも相手ときちんと交渉できる人であれば大丈夫だと思いますが、相手にNoと言えない人やこだわりが強い人には向いてないと思います。

 

カフェレッスンをしてくれる先生は、インターネットやアプリで見つけることができますが、中にはネイティブだけど母国語を教える経験がない人や、ネイティブだけどアクセントが強い人もいますし、異性との出会いを目的にしている人もいます。おそらく先生を決める前に何度からやり取りをして、実際会ってのトライアルをしてから決めると思いますが、実際に会った後に断るのが申し訳ない気がするので、できるだけ事前のやり取りで、教える経験、使う教材、レッスン可能な曜日や時間、レッスンの場所、レッスン料と交通費、カフェレッスンの場合はどちらがドリンク代を支払うか、当日キャンセルの場合のレッスン料をどうするかなどを事前に確認する方がいいと思います。

 

私の場合は、カフェでやるけど先生が完全禁煙じゃないと絶対に嫌という強いこだわりがあったので(当時は都内でも分煙が多かったんですよね)、完全禁煙のお店を探すのにとても苦労しました。しかも土日だと空席もなかったり。また、ドリンク代は私持ちで合意していましたが、コーヒーを飲めないということが後でわかったので、コーヒー以外のドリンクメニューが少ないないお店にするなど、けっこう気を使いました。それでも、先生とのレッスン内容に満足できたことと、語学学校でマンツーマンレッスンを受けるよりは安かったので納得できましたが、そうでなければ途中で止めていたと思います。

 

そして、わりと重要なのがレッスン料はその都度支払うこと。相手から「一か月分を先に払って」と言われても、絶対にやめた方がいいです。(支払った後に突然音信不通になってしまったという話を聞いたことがあります)私は後でトラブルになるのが嫌だったので、封筒に日付、金額、サインの欄がある表を貼り付けて、お金を払ったときに先生から封筒に領収印(サイン)を貰っていました。細かくて先生からひかれるかなーと思いましたが、私より先生の方が細かい方だったので、全然問題なかったです。むしろ、「Gute Idee!」と言われました。

 

カフェレッスンについていろいろ書きましたが、私は、しばらくはカフェレッスンはしないかなーと思います。それは自分がマンツーマンよりも教室でクラスメイトがいる環境の方がクラスメイトから刺激を受けてやる気になれることと、カフェレッスンの先生を探して、条件をすり合わせて、交渉してというような過程が時間もかかるしストレスだからです。でも結局レッスンの満足度は先生との相性だと思うので、もし良い先生に出会えて、マンツーマンレッスンを受ける機会があるなら、その時はまたカフェレッスンを考えるかもしれません。