40代、まだまだ勉強中

 40代、海外住み(もうすぐ)、諦めずに勉強していきます

中国語初心者の発音トレーニング

中国語を勉強したことがない人にとっては、中国語って何言ってるかチンプンカンプンですよね。私も中国語を勉強しようと決めた時は、こんな難しそうな言葉を理解できる日は一生来ないかもと思っていました。

中国語を学習すると決めて、まず最初にAmazonでこの本を買いました。

そして、この本は第2章まで読んで挫折しました。第2章は発音について書いてあるんですが、丁寧に解説されても全くイメージできませんし、ピンインの音声を聴いてみても全く発音できない。無気音と有気音の区別で小さな紙きれを口の前に垂らして発音して無気音では紙が揺れてはだめで、有気音では息で紙が揺れないとだめだ云々…。もうお手上げでした。

このままではダメだと思い、中国語学校に行きました。その時に通ったのが、飯田橋日中学院でした。

www.rizhong.org

なぜここを選んだのかというと、遠い親戚が昔通っていたと聞き、全然知らないところより、歴史がありそうなこの学校の方が安心かと思ったからです。そして、ちょうど夏で夏期集中講座に入門講座があり、通常のコースより費用が安かったので気軽に申し込みました。結果としては、この時に学校に行ったのは大正解でした。

入門講座では、十数名のクラスメイトと共に、中国語のピンイン、発音、声調を基礎から学習しました。特に発音と声調は何度も練習し、先生から発音を何度も直されました。その時に先生から、「中国語の発音は最初に徹底的にやった方がいい。変な癖がついてしまうと後で直すのが難しくなるから。」と言われました。先生にそういわれ、なんとなく心配になり、その後も中国人と親しくなるたびに「発音とか声調がおかしかったら、どんどん直してね!」とお願いしていました。

英語もカタカナで覚えた英語はどうしても発音がカタカナっぽくなってしまいますよね。中国語もそうなんだと思います。最初から中国語をカタカナではなく、ピンイン+音として認識するようにしたので、それ以後の学習が比較的スムーズにいったと思います。

今から中国語を勉強しようという人には、まずは発音のトレーニングを受けることをおすすめします。でも、発音のトレーニングって本当につまらないんですよね。手鏡で自分の口の形を見ながら、まるで入りたての劇団員のように、「ア→、ア↗、ア↺、ア↘」などと繰り返し、先生から「ダメ!それじゃ通じないです!」などと注意されてはまた練習するの繰り返し。でも、これは野球のキャッチボールのように、簡単だけど大切な過程です。

私はこの集中講座だけでは、まだ正確な発音が身につかなかったので、その後もいくつかの中国語学校で発音トレーニングをリピートしました。マンツーマンレッスンで発音だけを徹底的に直してもらったこともあります。今も話すと「口音(アクセント)があるから外国人でしょ?」と言われますが、「听不懂(何言ってるかわからない)」と言われることはあまりないので、通じるぐらいの発音は習得できたかなーと勝手に満足しています。

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日中学院でもらった、音節表の下敷き。未だに大切にしています。